“ふくへき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
復辟80.0%
腹壁20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川島の名は粛親王しゅくしんのうの姻親として復辟ふくへき派の日本人の巨頭としてぐうを負うの虎の如くに今でも恐れられておる。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
現代の支那を如何にすべきか? この問題を解決するものは、共和にあらず復辟ふくへきにあらず。這般しゃはんの政治革命が、支那の改造に無力なるは、過去既に之を証し、現在また之を証す。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
石錐は種々の物にあな穿うがつに用ゐられしなるべけれど、あなきたるままにて今日迄遺存ゐぞんする物は土器のみなり。石器時代土器の腹壁ふくへきには石錐を以てけたるに相違無そういなき孔の存する事有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)