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復讐
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しかへし
ふりがな文庫
“
復讐
(
しかへし
)” の例文
不昧公は江戸の
邸
(
やしき
)
で
遙
(
はるか
)
にその噂を聞き伝へた。胃の腑はいつぞやの
復讐
(
しかへし
)
の時が来たのを思つて小躍りした。不昧公は
用人
(
ようにん
)
を呼んで何か知ら言ひつけた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手前がおいらに負はせをつたあの絵そらごとに対して
復讐
(
しかへし
)
をしてやるのだ! ほんとに、この村ぢゆうで一番の信心者が、たうとうおいらの手に落ちたと知つたら
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
凡
(
およ
)
そ
幾百戸
(
いくひやくこ
)
の
富家
(
ふか
)
、
豪商
(
がうしやう
)
、一
度
(
ど
)
づゝ、
此
(
この
)
復讐
(
しかへし
)
に
遭
(
あ
)
はざるはなかりし。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
不昧公の胃の腑は深く宗左を
怨
(
うら
)
んだ。これまで
空腹
(
すきばら
)
といふ事を知らなかつた大名の
頭脳
(
あたま
)
は、急に胃の腑の味方をして、何かしら
復讐
(
しかへし
)
の趣巧を考へるらしかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
この時以来、悪魔は鍛冶屋に
復讐
(
しかへし
)
をしようと心に誓つたのだ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“復讐(
報復
)”の解説
報復(ほうふく、en: revenge リベンジ)とは、自分に害を与えた相手に対して、それと釣り合う害を返すこと。仕返し(しかえし)、復讐(ふくしゅう)ともいう。
(出典:Wikipedia)
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
“復讐”で始まる語句
復讐心
復讐戦
復讐魔
復讐的
復讐神
復讐者
復讐崇拝
復讐熊腹帯