“御飛脚”の読み方と例文
読み方割合
おひきやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしける故是は又惡い處へ御巡見ごじゆんけんハテ急に歸らねばならずコレ五助や御巡見樣は山向やまむかうかハイ藝州の御飛脚おひきやくの噺には櫓澤やぐらざは通りが一昨日頃で有うと申ましたときいて藤八ハテ御巡見ごじゆんけん街道かいだう櫓澤やぐらさは竹の下スリヤ今頃は沼津吉原富士の根方邊と手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おろさせ暫時いこひながら藤八は茶屋の亭主に向ひ此度公方樣くばうさま御代替の御巡見樣ごじゆんけんさま御通りの由もう何處どこらまで御出成れたで有うと問に茶屋の亭主はハイ此間からのさわぎで御座りますが未だ此邊このへんへ御出は御座りませぬしかし昨日雲州うんしう御飛脚おひきやくはなしには箱根を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)