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御舎弟
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ごしゃてい
ふりがな文庫
“
御舎弟
(
ごしゃてい
)” の例文
旧字:
御舍弟
「はしなく、途中の三
昧
(
まい
)
谷
(
だに
)
で、行き会うたのでおざりました。——こなたへ降って来る
御舎弟
(
ごしゃてい
)
と、若者
輩
(
ばら
)
に」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「聞くまでもないこと、清和天皇、十代の
後胤
(
こういん
)
、鎌倉殿の
御舎弟
(
ごしゃてい
)
、九郎大夫判官殿じゃ」
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
少しお村はんの事に
就
(
つ
)
いて話があるんだが、あの三浦屋から十二三度呼びによこした本所割下水の剣術の先生の
御舎弟
(
ごしゃてい
)
さんだというから、御舎さん/\という人は、
取巻
(
とりまき
)
が
能
(
よ
)
くって金が有るので
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
御舎弟
(
ごしゃてい
)
はその後どうなさいました」と宗助は何気ない風を示した。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御舎弟
(
ごしゃてい
)
、九郎判官殿こそ最後の敵ではないかと思いまする、と申しますのは、この一事に依てもわかろうかと存じますが、去んぬる一の谷の戦の時でございました、九郎殿が申されるには
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
「その
御舎弟
(
ごしゃてい
)
には、
千種
(
ちぐさ
)
の
頭
(
とう
)
ノ中将
忠顕卿
(
ただあききょう
)
へ御会見のためまいられたこと。千種どのの御陣地は、淀の川向う男山附近とあれば、おもどりも一両日はおくれましょう。お案じにはおよびますまい」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また
御舎弟
(
ごしゃてい
)
の
朝麿
(
あさまろ
)
様にも、十年ぶりでお会いなされてはと、私からおすすめ申しあげて、実は、これへ参る先に、六条のお館をさがしました所が、まるで町の様子は変って、お行き先も知れません。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
御舎弟
(
ごしゃてい
)
さま」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
弟
常用漢字
小2
部首:⼸
7画
“御舎”で始まる語句
御舎
御舎人
御舎利