“御縁日”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
ごえんにち	66.7%
ごゑんにち	33.3%

ごえんにち

「それから今日はお前、天神様の御縁日（ごえんにち）だからお礼詣（れいまい）りに上らなくては済みませんよ」

大菩薩峠：02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

「何だい、あそこで大へんな燈火（あかり）がする、御縁日（ごえんにち）でもあるのかな」

大菩薩峠：07 東海道の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

ごゑんにち

ちらり姿（すがた）は夏（なつ）の簾（すだれ）ごし憎（に）くや誰（た）れゆゑ惜（を）しみてか藥師（やくし）さまの御縁日（ごゑんにち）にそヾろあるきをするでもなく、人（ひと）まち顏（がほ）の立姿（たちすがた）かどに拜（おが）みし事（こと）もなけれど美人（びじん）と言（い）ふ名（な）この近傍（かいわい）にかくれなしと聞（き）くは

経つくゑ (旧字旧仮名) ／ 樋口一葉(著)

御	常用漢字 中学 部首:⼻ 12画
縁	常用漢字 中学 部首:⽷ 15画
日	常用漢字 小１ 部首:⽇ 4画