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御柳
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ぎょりゅう
ふりがな文庫
“
御柳
(
ぎょりゅう
)” の例文
庭園は抽斎の愛する所で、自ら
剪刀
(
はさみ
)
を
把
(
と
)
って植木の
苅込
(
かりこみ
)
をした。木の中では
御柳
(
ぎょりゅう
)
を好んだ。即ち『
爾雅
(
じが
)
』に載せてある
檉
(
てい
)
である。
雨師
(
うし
)
、
三春柳
(
さんしゅんりゅう
)
などともいう。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この年六月中旬から八月下旬まで
麻疹
(
ましん
)
が流行して、渋江氏の亀沢町の家へ、
御柳
(
ぎょりゅう
)
の葉と
貝多羅葉
(
ばいたらよう
)
とを
貰
(
もら
)
いに来る人が
踵
(
くびす
)
を接した。
二樹
(
にじゅ
)
の葉が当時民間薬として用いられていたからである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂