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御末
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みすえ
ふりがな文庫
“
御末
(
みすえ
)” の例文
おれも
天津日子
(
あまつひこ
)
の遠い
御末
(
みすえ
)
のひとりなのだ。たれが
此土
(
このど
)
の地獄を
祷
(
いの
)
るか。同じ
御民
(
みたみ
)
の苦しみを計るか。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
口の減らない
爺
(
じじい
)
めが、何を
痴事
(
たわごと
)
吐
(
ぬ
)
かしおる! 我が
日本
(
ひのもと
)
は神国じゃ。神の
御末
(
みすえ
)
は連綿と竹の
園生
(
そのう
)
に生い立ち
在
(
おわ
)
す。
海人
(
あま
)
が潮汲む浦の
苫屋
(
とまや
)
、
賤
(
しず
)
が
薪
(
まき
)
切る山の
伏屋
(
ふせや
)
、みなこれ
大君
(
おおぎみ
)
の物ならぬはない。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“御末”で始まる語句
御末家
御末裔