御座ごぜ)” の例文
『ハア、俺ア老人としよりだで可えが、黒馬あをの奴ア怠屈てえくつしねえで喜ぶでヤ。だら、明日あしたア早く來て御座ごぜえ。』
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
あんな悪党野郎で御座ごぜえやすが、旦那さまの御丹誠で此の頃は正直に成りやして、親孝行や忠義てえ事を覚えやしたのも、みんな旦那さまの御恩だと、蔭ながら拝んで居りやすが
うして御座ごぜえ。唯、巣子すごの掛茶屋さ行つたら、盛切酒もつきりざけぺえ買ふだアぜ。』
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
女「えゝ御座ごぜえやす、もと達磨でがんす」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『然うして御座ごぜえ。唯、巣子すごの掛茶屋さ行つたら、盛切酒もりきりざけ一杯いつぺえ買ふだアぜ。』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
少許すこしだばあるども、えらばえで御座ごぜえ。』
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)