トップ
>
御寐
>
おやすみ
ふりがな文庫
“
御寐
(
おやすみ
)” の例文
「あれ、未だお酔ひに成つては可けません。お横に成ると
御寐
(
おやすみ
)
に成るから、お起きなすつてゐらつしやいまし。さあ、貴方」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
八時を打っても、未だ奥様は
御寐
(
おやすみ
)
です。旦那様は炉辺で汁の香を嗅いで、
憶出
(
おもいだ
)
したように
少許
(
すこし
)
萎れておいでなさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それでは、お見舞に、と奥に入ろうとする縁側で、
女中
(
おんな
)
が、唯今すやすやと
御寐
(
おやすみ
)
になっていらっしゃいます、と云う。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂