御奥おんおく)” の例文
砂金かね売りの吉次きちじと申しまする。おやかた様か、御奥おんおくかたに、さよう、おつたえ下されば、おわかりでございまする」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御奥おんおく女房衆へ。——とある二通のそれをひらいて、その品々の名目を読み入っていた信長は
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)