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御催促
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ごさいそく
ふりがな文庫
“
御催促
(
ごさいそく
)” の例文
見てヤア油屋の番頭さん
折惡
(
をりあし
)
く
宿
(
やど
)
では留守なれども
先
(
まづ
)
一ぷくあがりませ
又
(
また
)
今朝程
(
けさほど
)
は何かと御世話に
成
(
なり
)
殊
(
こと
)
に約束の月も
切
(
きれ
)
て度々
御催促
(
ごさいそく
)
をも
受
(
うけ
)
誠にお氣の毒と云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
兼ねて覚悟はしていたものの、いざ申し上げるとなって見ると、今更のように心が
怯
(
おく
)
れたのです。しかし御主人は無頓着に、
芭蕉
(
ばしょう
)
の葉の
扇
(
おうぎ
)
を御手にしたまま、もう一度
御催促
(
ごさいそく
)
なさいました。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
すると、残ったのが、森蘭丸、只一人じゃ。『蘭丸、お前はさっきから、黙っているが、あとはお前一人じゃ、早くこの脇差のつかをまいてある紐の本数をこたえろ』と信長の
御催促
(
ごさいそく
)
があった。
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「どうしたのか、わけをしらせろって、大月大佐の
御催促
(
ごさいそく
)
だ」
大空魔艦
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
催
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
促
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“御催”で始まる語句
御催