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徒士町
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おかちまち
ふりがな文庫
“
徒士町
(
おかちまち
)” の例文
徒士町
(
おかちまち
)
の路地裏に居ました時で。……京では堂宮の絵馬を見ても一日暮せるという話を聞きます。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
程近い
徒士町
(
おかちまち
)
辺に閑居を構え、
数寄
(
すき
)
風流の道に遊んでいるものでありました。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
下谷
(
したや
)
徒士町
(
おかちまち
)
の、今にて思へば棟割長屋なるに落ちつきたまひつ。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
宗吉が夜学から、
徒士町
(
おかちまち
)
のとある裏の、空瓶屋と
襤褸屋
(
ぼろや
)
の間の、貧しい下宿屋へ帰ると、
引傾
(
ひきかし
)
いだ
濡縁
(
ぬれえん
)
づきの六畳から、男が一人
摺違
(
すれちが
)
いに出て
行
(
ゆ
)
くと、お千さんはパッと障子を開けた。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“徒士”で始まる語句
徒士
徒士目付
徒士頭
徒士組
徒士供
徒士勢
徒士立