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後伏見
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ごふしみ
ふりがな文庫
“
後伏見
(
ごふしみ
)” の例文
刻々、敵軍のせまるらしい物音は夜の
潮鳴
(
しおな
)
りにことならない。
後伏見
(
ごふしみ
)
(法皇)は、仲時を烈しくお叱りになりながらも、ついにはお
茵
(
しとね
)
を立って
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
持明院系の
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二上皇と、皇太子
量仁
(
かずひと
)
とを、それぞれの御所からみ車にのせ、一時、六条の仮御所へ、ご避難を
乞
(
こ
)
うたが、「そこもなお物騒——」とあって、すぐまた
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
持明院統
(
じみょういんとう
)
の
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二法皇から新院(先帝、光厳)の君まで、すべて過日の内裏落去のさい、共に叡山の上へ、いやおうなしにお座所変えを
強
(
し
)
いられて行ったものと考えるしかないか」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幕府が新たに立てた持明院統の
光厳
(
こうごん
)
天皇が御位につき給うまえに、
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二上皇の旨をうけた西園寺ノ大納言
公宗
(
きんむね
)
がこれへのぞんで、後醍醐が笠置いらいかたく御所持の“三種ノ神器”を
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“後伏見(後伏見天皇)”の解説
後伏見天皇(ごふしみてんのう、1288年4月5日〈弘安11年3月3日〉- 1336年5月17日〈延元元年4月6日〉)は、日本の第93代天皇(在位:1298年8月30日〈永仁6年7月22日〉- 1301年3月2日〈正安3年1月21日〉)。諱は胤仁(たねひと)。
伏見天皇の第一皇子。母は、参議左近衛中将五辻経氏の娘、経子。持明院統。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世