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ごふしみ
ふりがな文庫
“ごふしみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
後伏見
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後伏見
(逆引き)
刻々、敵軍のせまるらしい物音は夜の
潮鳴
(
しおな
)
りにことならない。
後伏見
(
ごふしみ
)
(法皇)は、仲時を烈しくお叱りになりながらも、ついにはお
茵
(
しとね
)
を立って
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
持明院系の
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二上皇と、皇太子
量仁
(
かずひと
)
とを、それぞれの御所からみ車にのせ、一時、六条の仮御所へ、ご避難を
乞
(
こ
)
うたが、「そこもなお物騒——」とあって、すぐまた
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
持明院統
(
じみょういんとう
)
の
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二法皇から新院(先帝、光厳)の君まで、すべて過日の内裏落去のさい、共に叡山の上へ、いやおうなしにお座所変えを
強
(
し
)
いられて行ったものと考えるしかないか」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幕府が新たに立てた持明院統の
光厳
(
こうごん
)
天皇が御位につき給うまえに、
後伏見
(
ごふしみ
)
、花園の二上皇の旨をうけた西園寺ノ大納言
公宗
(
きんむね
)
がこれへのぞんで、後醍醐が笠置いらいかたく御所持の“三種ノ神器”を
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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