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役行者
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えんのぎょうじゃ
ふりがな文庫
“
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)” の例文
本邦の釈道照は
新羅
(
しらぎ
)
に入って
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
化身と語ったなど、虎が人となって予言し、術者が虎に化けて人と談じた物語少なからず。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
中にも聖徳太子及び
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
は、諸国の高山で最初の登山者として伝えられているが、これは後世から附会された説に過ぎないものと思われる。
山の今昔
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
安生寺縁起によると、同寺の国生明神は地主神で、これが為に
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
が鬼面を作って国生の祭を始めたとあって、ここの所謂鬼筋はその地主神の子孫であるらしい。
憑き物系統に関する民族的研究:その一例として飛騨の牛蒡種
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
奈良県
吉野郡
(
よしのぐん
)
掖上村
(
わきかみむら
)
茅原
(
かやはら
)
に
茅原寺
(
ちげんじ
)
と云う真宗の寺院があった。其の寺院は一名
吉祥草院
(
きっしょうそういん
)
。其処に
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
自作の像があって、国宝に指定せられているが、其の寺院に
名音
(
みょうおん
)
と云う老尼がいた。
法華僧の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
草莽
(
そうもう
)
の
間
(
かん
)
に埋められようとしている(あたかも富士山の
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
の名が、今日忘られかけて、日本アルプスの先達、ガウランドだの、ウェストンだのという名が、若い人たちの口の端に上るようになった如くに)
火と氷のシャスタ山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
▼ もっと見る
マレー半島その他虎の産地には大抵この俗信が存する、わが邦にも
道照
(
どうしょう
)
入唐して
役行者
(
えんのぎょうじゃ
)
が化けた虎を見たと伝う
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“役行者(
役小角
)”の解説
役 小角(えんの おづぬ / えんの おづの / えんの おつの、舒明天皇6年〈634年〉伝 - 大宝元年6月7日〈701年7月16日〉伝)は、飛鳥時代の呪術者。、などとも呼ばれている。姓は君。
いくつかの文献では実在の人物とされているが生没年不詳。人物像は後世の伝説も大きく、前鬼と後鬼を弟子にしたといわれる。天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多くの修験道の霊場でも役小角・役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承がある。
(出典:Wikipedia)
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“役”で始まる語句
役
役人
役目
役者
役所
役場
役立
役宅
役得
役柄