引摺々々ひきずり/\)” の例文
旅僧たびそう扨々さて/\やかましい強情者がうじやうものめと無理無體むりむたい引摺々々ひきずり/\行處へ九助は何なく行掛ゆきかゝりければ彼の娘は九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引摺々々ひきずり/\又もや十四五町も歩行しと思ふ時漸々一けんの家有所へいでたりける友次郎は心嬉しく偖は最前さいぜん燈火ともしびひかり見えしは此家成りけるかと心に點頭うなづき立寄たちよつて見るにかどの戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)