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弈
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えき
ふりがな文庫
“
弈
(
えき
)” の例文
七三
君は賢弟と南
面
(
おもて
)
の
間
(
ま
)
に
弈
(
えき
)
して遊ばせ給ふ。
掃守
(
かもり
)
傍
(
かたはら
)
に侍りて
七四
菓
(
このみ
)
を
啗
(
くら
)
ふ。文四がもて来し
大魚
(
まな
)
を見て、人々大いに
感
(
め
)
でさせ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
掃守
(
かもり
)
傍
(
かたはら
)
に
侍
(
はべ
)
りて、
桃
(
もも
)
の
実
(
み
)
の大なるを
啗
(
く
)
ひつつ
三一
弈
(
えき
)
の
手段
(
しゆだん
)
を見る。漁父が
大魚
(
まな
)
を
携
(
たづさ
)
へ来るを
喜
(
よろこ
)
びて、
三二
高杯
(
たかつき
)
に
盛
(
も
)
りたる桃をあたへ、又
盃
(
さかづき
)
を給うて
三三
三
献
(
こん
)
飲ましめ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
弈
部首:⼶
9画