“廓大鏡”の読み方と例文
読み方割合
かくだいきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、廓大鏡(かくだいきょう)に覗(のぞ)いて見ると、緑いろをしているのは緑青(ろくしょう)を生じた金いろだった。わたしはこの一枚の写楽に美しさを感じたのは事実である。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
目金(めがね)屋の店の飾り窓。近眼鏡(きんがんきょう)、遠眼鏡(えんがんきょう)、双眼鏡(そうがんきょう)、廓大鏡(かくだいきょう)、顕微鏡(けんびきょう)、塵除(ちりよ)け目金(めがね)などの並んだ中に西洋人の人形(にんぎょう)の首が一つ、目金をかけて頬笑(ほほえ)んでいる。その窓の前に佇(たたず)んだ少年の後姿(うしろすがた)。
浅草公園:或シナリオ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)