“店座敷”の読み方と例文
読み方割合
みせざしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金兵衛きんべえは待ち兼ね顔に、無事で帰って来たこの吉左衛門を自分の家の店座敷みせざしきに迎えた。金兵衛の家は伏見屋ふしみやと言って、造り酒屋をしている。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
たずねて行ってみますと、ささやかな店座敷みせざしきにはうわさにきいたかまの類がならべてあります。土間のところにはふいごなどの道具が置いてあります。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)