幼児ようじ)” の例文
旧字:幼兒
答『産土うぶすな主宰神しゅさいしんことごと男性だんせいかぎるようじゃ。しかし幼児ようじ保姆ほぼなどにはよく女性じょせい人霊じんれい使つかわれるようで……。』
幼児ようじのころちちをなくして、そのは、ただ母親ははおや一人ひとりにそだてられておおきくなりました。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかしてヒヤシンスのように青いこの子の目で見やられると、母の美しい顔は、子どもと同じな心置きのない無邪気むじゃきさに返って、まるで太陽の下に置かれた幼児ようじのように見えました。