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年恰好
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としかつかう
ふりがな文庫
“
年恰好
(
としかつかう
)” の例文
「町内の人のやうな顏をして逃げたんだ。恐ろしく落着いた野郎だ。
年恰好
(
としかつかう
)
、人相、着物などを見なかつたか」
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
同じ
年恰好
(
としかつかう
)
の世話人と一緒にあの湯屋の二階の女を
傍
(
かたはら
)
に終日碁を打つてゐたとは思へなかつた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
父は番頭となし娘のお竹はお菊と
相應
(
さうおう
)
の
年恰好
(
としかつかう
)
なれば
腰元
(
こしもと
)
にして
召仕
(
めしつか
)
ひけるが此者子供の時より吉三郎とも
心安
(
こゝろやす
)
くお菊と
云號
(
いひなづけ
)
のことも知り居けるにぞ吉三郎が
臺所
(
だいどころ
)
より來りけるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
恰
漢検準1級
部首:⼼
9画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“年”で始まる語句
年
年齢
年増
年紀
年老
年月
年寄
年嵩
年長
年暮