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平身低頭
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へいしんていとう
ふりがな文庫
“
平身低頭
(
へいしんていとう
)” の例文
歌舞伎
(
かぶき
)
劇場では、演劇をやめ、あの大きな舞台の上に、道具方が自作した貧弱な受信機を、支配人が
平身低頭
(
へいしんていとう
)
して借用したのを持ち出した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
廷臣
(
ていしん
)
の
膝
(
ひざ
)
を
走
(
はし
)
れば
平身低頭
(
へいしんていとう
)
の
夢
(
ゆめ
)
となり、
代言人
(
だいげんにん
)
の
指
(
ゆび
)
を
走
(
はし
)
れば
忽
(
たちま
)
ち
謝金
(
しゃきん
)
の
夢
(
ゆめ
)
となり、
美人
(
びじん
)
の
唇
(
くちびる
)
を
走
(
はし
)
れば
忽
(
たちま
)
ち
接吻
(
キッス
)
の
夢
(
ゆめ
)
となる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
主人と知ると、恐れ入って、
膝行頓首
(
しっこうとんしゅ
)
、
亀
(
かめ
)
の様に平太張りつゝすり寄って
詫
(
わ
)
びた。わるい事をして追かけられて逃げ廻るが、果ては
平身低頭
(
へいしんていとう
)
して恐る/\すり寄って来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「たった今
平身低頭
(
へいしんていとう
)
したじゃないか」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『答えぬとは、無礼者。なぜに答えぬ。そちはこの脇差が欲しゅうないか』蘭丸つづいて
平身低頭
(
へいしんていとう
)
いたし『おそれながら、申上げます。御脇差は、欲しゅうござれど、私はお答えいたしませぬ』
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
低
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“平身”で始まる語句
平身