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平庭
ふりがな文庫
“平庭”の読み方と例文
読み方
割合
ひらにわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらにわ
(逆引き)
「思い出した、お
広芝
(
ひろしば
)
じゃ。本丸の
的場
(
まとば
)
のある
平庭
(
ひらにわ
)
じゃ。向うを見い、弓小屋があり、茶亭があり、そして的場の土手が見える……」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
造りたての
平庭
(
ひらにわ
)
を見渡しながら、
晴々
(
せいせい
)
した顔つきで、叔母と二言三言、自分の考案になった
樹
(
き
)
や石の配置について批評しあった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
庭木や、泉水の金魚などに綺麗に
霜除
(
しもよ
)
けのされた、広い
平庭
(
ひらにわ
)
の芝生に、暖かい日が当って、隠居の居間は、何不足もなく暮している人の住居のように、安静であった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
平庭(ひらにわ)の例文をもっと
(7作品)
見る
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
庭
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家
“平庭”のふりがなが多い著者
夏目漱石
吉川英治
徳田秋声