“帰来(きらい)” の例文
旧字:歸來
帰来(きらい)急に『六国史』を取ってこれを読み、古(いにしえ)の聖君英主海外蛮夷を懾服(しょうふく)したるの雄略を観て、慨然として曰く、「吾(われ)今にして皇国の皇国たる所以を知れり」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そのぶら下がる当人は旗を持って思い切りよく塹壕の中へ飛び込んで、今に至るまで上がって来ない。白髪(しらが)は増したかも知れぬが将軍は歓呼(かんこ)の裡(うち)に帰来(きらい)した。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)