“懾服”の読み方と例文
読み方割合
しょうふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰来きらい急に『六国史』を取ってこれを読み、いにしえの聖君英主海外蛮夷を懾服しょうふくしたるの雄略を観て、慨然として曰く、「われ今にして皇国の皇国たる所以を知れり」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
犬小屋の隅に二匹の猛犬が、首を垂れ耳を伏せ舌をみ出し、懾服しょうふくしたように縮んでいる。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)