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師傅
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しふ
ふりがな文庫
“
師傅
(
しふ
)” の例文
彼らを歓迎する
旨
(
むね
)
を述べてくれた老中牧野備後こそかつては皇帝の
師傅
(
しふ
)
であり現に最も皇帝の信任を受けつつある人と信じたという。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
大王の幼時からの
師傅
(
しふ
)
たるナブ・アヘ・エリバでなかったら、恐らく、生きながらの
皮剥
(
かわはぎ
)
に処せられたであろう。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
張昭と周瑜のふたりは、どうか
師傅
(
しふ
)
の心をもって、孫権を教えてください。そのほかの諸臣も、心をあわせて、呉主を扶け、かならず国を失わぬように励まして
賜
(
た
)
もれ。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張昭はまことに賢人です。
師傅
(
しふ
)
の礼をとって、その言を貴ぶべきです。けれど、私は生来の
駑鈍
(
どどん
)
、いかんせん故人の
寄託
(
きたく
)
は重すぎます。ねがわくは、あなたの補佐として、私以上の者を
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
傅
漢検1級
部首:⼈
12画
“師”で始まる語句
師走
師匠
師
師直
師父
師泰
師範
師賢
師岡正胤
師家