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巨犬
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おおいぬ
ふりがな文庫
“
巨犬
(
おおいぬ
)” の例文
引返して見ると、使命を帯びて来た
巨犬
(
おおいぬ
)
は、神妙に以前のところに控えている。金椎は心得て、それに飲物と食物とを与えました。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
まことに分秒電火の働き、一散に
下階
(
した
)
へ
駈下
(
かけお
)
りて、先刻忍びし勝手口より、
衝
(
つ
)
と門内に
遁
(
のが
)
れ出づれば、
米利堅産種
(
メリケンだね
)
の
巨犬
(
おおいぬ
)
一頭、泰助の姿を見て、
凄
(
すさ
)
まじく吠え
出
(
いだ
)
せり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見慣れない一頭の
巨犬
(
おおいぬ
)
を遠巻きにして、こちらへ進んで来るのを見受けます。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石