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巨大
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きょだい
ふりがな文庫
“
巨大
(
きょだい
)” の例文
小屋をぬいた
炎
(
ほのお
)
の
柱
(
はしら
)
はボウーッとまっすぐに立って、
斬
(
き
)
りつ斬られつ、みだれあう黒い人かげの
点在
(
てんざい
)
を見せる
巨大
(
きょだい
)
な
篝火
(
かがりび
)
のごとく
燃
(
も
)
えている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれども、わたしの光はナイルの群像のところに、あの
巨大
(
きょだい
)
な神のところに、いちばん長くとどまっていました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いましも富士男の行く手に、むくむくとふくれあがった、
巨大
(
きょだい
)
な波が見えた、風は引き潮とあいうって、巨大な波のうしろに、より巨大な波がおそいかけている。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
濠
(
ほり
)
の向こうはなまこ
壁
(
かべ
)
の
築地
(
ついじ
)
、
橋
(
はし
)
のあるところに
巨大
(
きょだい
)
な石門がみえ
土手芝
(
どてしば
)
の上には
巨松
(
きょしょう
)
がおどりわだかまっている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくて
巨大
(
きょだい
)
な
黒鷲
(
くろわし
)
の背には、いまやたがいに、
敵
(
てき
)
たり
仇
(
あだ
)
たるふたりの
童子
(
どうじ
)
が、ところもあろうに、飛行する大空において、ひとつ
翼
(
つばさ
)
の上に乗りあってしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“巨大”で始まる語句
巨大漢
巨大胃
巨大な人々