かむあが)” の例文
かれ多遲摩毛理たぢまもり、遂にその國に到りて、その木の實を採りて、縵八縵矛八矛かげやかげほこやほこを、ち來つる間に、天皇既にかむあがりましき。
かれ天皇かむあがりましし後に、大雀の命は、天皇の命のまにまに、天の下を宇遲の和紀郎子に讓りたまひき。
かれ御名代として、白髮部しらがべを定めたまひき。かれ天皇かむあがりまして後、天の下治らすべき御子ましまさず。