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崇徳院
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すとくいん
ふりがな文庫
“
崇徳院
(
すとくいん
)” の例文
康治年間
崇徳院
(
すとくいん
)
から百首の題を賜わり、時の歌人が百首歌を詠んで奉った。成ったのは一つとんで次の久安年間で、初度のは残っていない。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
とりわけその内でも執念深いのは、去る保元の乱に讃岐に流された
崇徳院
(
すとくいん
)
の霊、同じく首謀者、左大臣頼長、新しい所では、新大納言成親、西光、それに鬼界ヶ島の流人の生霊などであった。
現代語訳 平家物語:03 第三巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
どうしたのだろうと
思
(
おも
)
って
聞
(
き
)
くと、なんでも
今
(
いま
)
の
天子
(
てんし
)
さまの
後白河天皇
(
ごしらかわてんのう
)
さまと、とうにお
位
(
くらい
)
をおすべりになって
新院
(
しんいん
)
とおよばれになった
先
(
さき
)
の
天子
(
てんし
)
さまの
崇徳院
(
すとくいん
)
さまとの
間
(
あいだ
)
に行きちがいができて
鎮西八郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
遂に
崇徳院
(
すとくいん
)
の御宇長承二年四月七日の
午
(
うま
)
の正中に母の秦氏悩むことなくして男の子を生んだ。その時紫の雲が天にそびえ、邸のうち、家の西に元が
二肢
(
ふたえだ
)
あって末が茂り、丈の高い
椋
(
むく
)
の木があった。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
崇
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“崇徳”で始まる語句
崇徳
崇徳寺