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峨山
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がざん
ふりがな文庫
“
峨山
(
がざん
)” の例文
私は事のついでに
峨山
(
がざん
)
和尚
(
おしょう
)
のお師匠に当たる滴水和尚の逸話をもここに簡単にしるしておこうと思う。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
三河の人で
峨山
(
がざん
)
和尚、この人は禅宗の人です。峨山和尚さんが、もうだめだ、命
旦夕
(
たんせき
)
に迫ってだめらしいというときに『みな弟子ども、ここへ集めてくれ』といった。
親鸞聖人について
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一杯の水もむだに捨てず、植木の根にやるという
峨山
(
がざん
)
和尚の話は、結構であるに相違ないが、下手に俳句の中へ持込んだりすると、かえってその妙を発揮しなくなる。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
天龍寺の
峨山
(
がざん
)
和尚が、ある時食後の腹ごなしに境内の池の
畔
(
ほとり
)
をぶらぶらしてゐた事があつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
天龍寺
(
てんりゆうじ
)
の
峨山
(
がざん
)
が或雪後の朝、晴れた空を仰ぎながら、「
昨日
(
きのふ
)
はあんなに雪を降らせた空が、
今朝
(
けさ
)
はこんなに日がさしてゐる。この意気でなくては人間も、大きな仕事は出来ないな」
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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峨山
(
がざん
)
禅師言行録にいう
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
峨
漢検準1級
部首:⼭
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“峨”で始まる語句
峨々
峨眉山
峨眉
峨峨
峨〻
峨冠
峨峰
峨江
峨眉峰
峨々累々