“屏風（びようぶ）” の例文

出雲人（いづもびと）の作（つく）つた、幾重（いくへ）にも取（と）り廻（まは）す、屏風（びようぶ）・張（とばり）の類（るい）よ。われ／＼、新（あたら）しく結婚（けつこん）したものを包（つゝ）むために、幾重（いくへ）の圍（かこ）ひを作（つく）つてあることよ。あゝ、その幾重（いくへ）の屏風（びようぶ）・張（とばり）よ。

歌の話 (旧字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

人は屏風（びようぶ）をさかさにする。

智恵子抄 (新字旧仮名) ／ 高村光太郎(著)

“屏風”の意味

《名詞》

部屋の仕切りや装飾に用いる調度品の一種で、木の枠に小さなふすまのようなものを数枚つなぎ合わせて折り合わせた構造のもの。風を防いで視界を遮る。
(出典:Wiktionary)

“屏風”の解説

屏風（びょうぶ）とは、部屋の仕切りや装飾に用いる調度品の一種。木の枠に小さなふすまのようなものを数枚つなぎ合わせて折り合わせた構造である。「風を屏（ふせ）ぐ」という言葉に由来する。元々は、布団の枕元に立てて冷気を防ぐ風よけのためにあり、昔は屏風をすべて「枕屏風」と呼んでいた。今ではそれに絵画などを描く美術品として扱われる。
(出典:Wikipedia)

屏	漢検1級 部首:⼫ 9画
風	常用漢字 小２ 部首:⾵ 9画