尻端折しりはしより)” の例文
羽織はおりをたゝんでふところへんで、からずねの尻端折しりはしよりが、一層いつそう薩張さつぱりでよからうとおもつたが、女房にようぼう産氣さんけづいて産婆さんばのとこへかけすのではない。今日けふ日日新聞社にち/\しんぶんしや社用しやようた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手織木綿ておりもめん尻端折しりはしより
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)