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小遣銭
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こづかひせん
ふりがな文庫
“
小遣銭
(
こづかひせん
)” の例文
旧字:
小遣錢
別
(
わか
)
れ
際
(
ぎは
)
に父は、舎費を三ヶ月分納めたので、
先刻
(
さつき
)
渡した
小遣銭
(
こづかひせん
)
を半分ほどこつちに
寄越
(
よこ
)
せ、宿屋の払ひが不足するからと言つた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
彼は両手をあげ、一層声を高めました。『さあ、その手を放して、この子に
小遣銭
(
こづかひせん
)
をおやりなさい。』
亜剌比亜人エルアフイ
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
父の日記は、
大凡
(
おほよそ
)
農業日記であつて、そのなかに、ぽつりぽつり、僕に呉れた
小遣銭
(
こづかひせん
)
の記入などがあるのである。明治廿二年の
条
(
くだり
)
に、宝泉寺え泥ぼう
入
(
はひり
)
、伝右衛門
下男
(
げなん
)
刀
持
(
もち
)
て表より
行
(
ゆく
)
。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“小遣”で始まる語句
小遣
小遣錢
小遣帳
小遣取
小遣稼
小遣金
小遣錢位