“小猫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こねこ85.7%
たま14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は暖炉の前にすわって口をつぐみ、小猫こねこがその間にうずくまっていた。三人ともじっと考え込んで、暖炉の火をながめていた。
つい今しがた母胎を出たばかりなのに、小猫こねこの様な啼声なきごえを出して、いきおいもうに母の乳にむしゃぶりつく。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)