“小揺”のいろいろな読み方と例文
旧字:小搖
読み方割合
こゆる80.0%
さゆれ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、暫く様子をうかがってから、ソッと潜り戸を押して見たが、内部からかんぬきをかけたと見え、小揺こゆるぎもしなかった。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「有難いことでございます。さすがは御明智の殿、その御思召しなれば、御家は小揺こゆるぎもすることではございません」
早苗さなえ取る手許てもとの水の小揺さゆれかな
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)