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小揺
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こゆる
ふりがな文庫
“
小揺
(
こゆる
)” の例文
旧字:
小搖
そして、暫く様子をうかがってから、ソッと潜り戸を押して見たが、内部からかんぬきをかけたと見え、
小揺
(
こゆる
)
ぎもしなかった。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「有難いことでございます。さすがは御明智の殿、その御思召しなれば、御家は
小揺
(
こゆる
)
ぎもすることではございません」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その底にはなお、
小揺
(
こゆる
)
ぎもない小さな炎のように、クリストフの思い出が燃えつづけていた。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
小揺
(
こゆる
)
ぎもしないのにいささか
拍子抜
(
ひょうしぬ
)
けがしたのであろう。
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
揺
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父