“小弟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうてい50.0%
せうてい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄のクリストフは、末弟ばっていのこの出過ぎた向上心を許しはしなかった。おびただしい楽譜の筆写を発見すると、小弟しょうていの手からそれを取り上げて、六か月の苦心の結果を火に投じてしまったのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
をどりあがるここちして、八八小弟せうていはやくより待ちて今にいたりぬる。ちかひたがはで来り給ふことのうれしさよ。いざ入らせ給へといふめれど、只点頭うなづきて物をもいはである。