“小孩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シャオハイ66.7%
セウハイ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、自分が立派な軍人になって、母や弟や、隣の小孩シャオハイや、誰や、かやにとりまかれている所を想像しながら、汗ばむほどこぶしを握りしめていた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
小孩シャオハイの群が
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
かひがひしく真鍮のサモワアルに蒸汽の音をさせて湯を沸かし茶を注いでくれる寺の小孩セウハイは、私達の食べ余した物を喜んで持去るのであつた。
中央に茶を煎る炉があり、卓と椅子を備へ、左右の室にカン温突ヲンドル)を設けて、一方は僧室、一方は客室である。私達は客堂で小孩セウハイ(僮子)の汲んで出す茶を喫して小憩した。