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小卓
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こづくえ
ふりがな文庫
“
小卓
(
こづくえ
)” の例文
「だってあなた、本当に
心
(
しん
)
から健康におなりなすったのではないのですからね」と、
微笑
(
ほほえ
)
みながら云った。男が持って来た本や
書物
(
かきもの
)
の積み上げてある
小卓
(
こづくえ
)
の上に日影が躍っている。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
下部
(
しもべ
)
いそがはしく
燭
(
しょく
)
をみぎひだりに立つれば、メエルハイムは「いづれの譜をかまゐらすべき、」と楽器のかたはらなる
小卓
(
こづくえ
)
にあゆみ寄らむとせしに、イイダ姫「否、譜なくても」とて
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
二三分立つと、二人は
我
(
わ
)
が
家
(
や
)
に
這入
(
はい
)
って戸口の戸を締めた。窓の戸は開けてある。
寝台
(
ねだい
)
の
傍
(
そば
)
に据えてある
小卓
(
こづくえ
)
の上には、常の
花瓶
(
かびん
)
に赤い
薔薇
(
ばら
)
の花が
活
(
い
)
けてある。その
匂
(
におい
)
が部屋に満ちている。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
“小卓”の意味
《名詞》
小卓(しょうたく)
小さい机。小机。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
卓
常用漢字
中学
部首:⼗
8画
“小卓”で始まる語句
小卓子