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小人島
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こびとじま
ふりがな文庫
“
小人島
(
こびとじま
)” の例文
大人島
(
おおびとじま
)
と
小人島
(
こびとじま
)
とで調練の競争でもしながら歩くようで、よそ目にはずいぶんおかしいが、米友当人はおかしいともなんとも思わない。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それまで
二王立
(
におうだち
)
に立って、巨人が
小人島
(
こびとじま
)
の人間を見るように、純一を見ていた岡村画伯は、「晩に来給え」と、
谺響
(
こだま
)
のように同じ事を言って、夫人の跡に続いた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
嘘
(
うそ
)
八百万両も貸付けたら
小人島
(
こびとじま
)
の政治界なんぞには今でも頭の出せそうに思われる理屈がある。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
品川の海に浮かんでいるお
台場
(
だいば
)
が、一つ二つ三つ、五つ六つ並んで緑色の
可愛
(
かわい
)
い置物のようだ。銀座、芝あたりの町は
小人島
(
こびとじま
)
のようだし、芝浦の
岸壁
(
がんぺき
)
に
碇泊
(
ていはく
)
している汽船はまるで
玩具
(
おもちゃ
)
だ。
秋空晴れて
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“小人”で始まる語句
小人
小人数
小人衆
小人目付
小人形
小人數
小人頭
小人国
小人輩
小人奸者