トップ
>
封侯
>
ほうこう
ふりがな文庫
“
封侯
(
ほうこう
)” の例文
部下の諸将がつぎつぎに
爵位
(
しゃくい
)
封侯
(
ほうこう
)
を得て行くのに、
廉潔
(
れんけつ
)
な将軍だけは封侯はおろか、終始変わらぬ
清貧
(
せいひん
)
に甘んじなければならなかった。最後に彼は大将軍
衛青
(
えいせい
)
と衝突した。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
いよいよ誓って、彼の勲功を帝に奏し、わざわざ朝廷の
鋳工
(
ちゅうこう
)
に
封侯
(
ほうこう
)
の印を
鋳
(
い
)
させた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かつては
封侯
(
ほうこう
)
をも得たその老将がいまさら若い李陵ごときの
後塵
(
こうじん
)
を拝するのがなんとしても不愉快だったのである。彼は陵の軍を迎えると同時に、都へ使いをやって奏上させた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
侯
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“封”で始まる語句
封
封度
封印
封蝋
封緘
封筒
封鎖
封書
封土
封建