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寛厚
ふりがな文庫
“寛厚”の読み方と例文
読み方
割合
かんこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんこう
(逆引き)
しかし敬意を抱いているのは語学的天才のためばかりではない。粟野さんはいかにも
長者
(
ちょうじゃ
)
らしい
寛厚
(
かんこう
)
の風を
具
(
そな
)
えている。
十円札
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
又慈悲深く、
寛厚
(
かんこう
)
にして、常に救いの手をさしのべんとする、仁者の心を
以
(
もっ
)
て心とせよ。更に又為すべき事を為して、報酬を求めざる神の
僕
(
しもべ
)
の克己心をこれに加えよ。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
然りと雖も、小人の
過
(
あやまち
)
や
刻薄
(
こくはく
)
、長者の
過
(
あやまち
)
や
寛厚
(
かんこう
)
、帝の過を
観
(
み
)
て帝の人となりを知るべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
寛厚(かんこう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“寛厚”の意味
《名詞》
心が寛大で温厚なこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛衣
寛闊
寛恕
寛大
“寛厚”のふりがなが多い著者
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
幸田露伴
芥川竜之介