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寐静
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ねしず
ふりがな文庫
“
寐静
(
ねしず
)” の例文
いよいよ
明日
(
あす
)
が手術という夜は、
皆
(
みんな
)
寐静
(
ねしず
)
まってから、しくしく
蚊
(
か
)
のように泣いているのを、
手水
(
ちょうず
)
に起きた娘が見つけてあまり
不便
(
ふびん
)
さに抱いて寝てやった。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一石橋で赤熊に逢って、浮世を思捨てるばかり、覚悟して取って返した時は、もう世間もここも
寐静
(
ねしず
)
まっていた上に、お孝は疲れた、そして酔ってもいた。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“寐”で始まる語句
寐
寐入
寐床
寐転
寐衣
寐息
寐起
寐付
寐覚
寐込