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寂色
ふりがな文庫
“寂色”の読み方と例文
読み方
割合
さびいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さびいろ
(逆引き)
幾百年と経った大木の
樟
(
くすのき
)
は樹皮は
禿
(
は
)
げ、枝は裂けていい
寂色
(
さびいろ
)
に古びている。その
梢
(
こずえ
)
の
群青
(
ぐんじょう
)
を
鴉
(
からす
)
がはたはたと動かしてとまる。かおォかおォである。古風な白帝城。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
まったく校倉式の丸太組の露西亜人の家々は簡素で、また幽雅で、しかもいい
寂色
(
さびいろ
)
に古びていた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
寂色(さびいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“寂”で始まる語句
寂
寂寞
寂然
寂寥
寂莫
寂滅
寂静
寂々
寂漠
寂々寥々