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宿許
ふりがな文庫
“宿許”の読み方と例文
読み方
割合
やどもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やどもと
(逆引き)
めいめいの
宿許
(
やどもと
)
へ引き揚げて、やれよかったと初めて落ちつくと共に、どの人の口に
上
(
のぼ
)
ったのもかの奇怪な人間の噂であった。
半七捕物帳:32 海坊主
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
手前は御当家のお奥に勤めているりよの
宿許
(
やどもと
)
から参りました。母親が
霍乱
(
かくらん
)
で
夜明
(
よあけ
)
まで持つまいと申すことでござります。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
大木戸の御前の御病気には、何かその、婦人が一切禁物だと申すことで、小間使が二人、先日
宿許
(
やどもと
)
へ下げられました。
御台様
(
みだいさま
)
も一間なる処に
御籠
(
おこもり
)
の様子。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
宿許(やどもと)の例文をもっと
(8作品)
見る
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾
“宿許”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
森鴎外
泉鏡花