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宿居
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とのい
ふりがな文庫
“
宿居
(
とのい
)” の例文
「さそくに
宿居
(
とのい
)
の方々へ御注進致しまして、取急ぎ御警固の
数
(
すう
)
を増やすよう申し伝えまするで厶りますゆえ、殿、
御意
(
ぎょい
)
は?」
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
七月はじめの
宿居
(
とのい
)
の夜、ゆくりなく御腰掛の
端居
(
はしい
)
で
出逢
(
であ
)
い、積る話をして本意をとげた。
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「予も眠る! 城主なぞに生れたことがくやしいわっ。予も寝るぞ! ——今宵の
宿居
(
とのい
)
は誰々じゃ。早う参れっ」
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「はっ。怪しの影をお庭先で認めました
由
(
よし
)
にて
宿居
(
とのい
)
の方々只今追うて参りまして厶ります!」
老中の眼鏡
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾