“家名斷絶”の読み方と例文
読み方割合
かめいだんぜつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
願ひもし將軍しやうぐんの御胤に相違なき時は其方そのはう如何致す所存にやとおほせられければ越前守つゝしんで答らるゝ樣御意ぎよいに候再吟味願の義は越前が身にかへての願ひに御座候へは萬一まんいち天一坊殿將軍の御子に相違なき時は越前が三千石の知行ちぎやうは元より家名斷絶かめいだんぜつ切腹せつぷくも覺悟なりと御答に及ばれける此時酒井讃岐守殿の仰には越前其方はあくまで拙者ども
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)