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実名
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じつみょう
ふりがな文庫
“
実名
(
じつみょう
)” の例文
渡してやった百両は一時の
騙
(
だま
)
しに違いない。
実名
(
じつみょう
)
浜島庄兵衛
(
はましましょうべえ
)
、しら浪の通り名を
日本左衛門
(
にほんざえもん
)
というのは彼です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私は女に向って、よし書くにしたところで迷惑を感ずる人が出て来はしないかと
訊
(
き
)
いて見た。女は存外
判然
(
はっきり
)
した口調で、
実名
(
じつみょう
)
さえ出さなければ構わないと答えた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分が文章の上において驚嘆の
余
(
よ
)
、これこそ大見識を有している偉人に相違ないと思い込んだ
天道公平事
(
てんどうこうへいこと
)
実名
(
じつみょう
)
立町老梅
(
たちまちろうばい
)
は純然たる狂人であって、現に巣鴨の病院に起居している。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“実名”の意味
《名詞》
実名(じつめい、古:じつみょう)
本名。実際の名前。
(出典:Wiktionary)
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“実”で始まる語句
実
実家
実際
実体
実朝
実入
実否
実験
実在
実世