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宗近
ふりがな文庫
“宗近”の読み方と例文
読み方
割合
むねちか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むねちか
(逆引き)
自然石
(
じねんせき
)
の
形状
(
かたち
)
乱れたるを幅一間に行儀よく並べて、
錯落
(
さくらく
)
と平らかに敷き詰めたる
径
(
こみち
)
に落つる足音は、
甲野
(
こうの
)
さんと
宗近
(
むねちか
)
君の足音だけである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうしたらそのお医者の
宗近
(
むねちか
)
どんが、
戸惑
(
とまど
)
いをして私の家へ参りましたので「呉さんの
処
(
とこ
)
だ呉さんの
処
(
とこ
)
だ」と追い遣りました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
縦横に、前後に、
上下
(
しょうか
)
四方に、乱れ飛ぶ世界と世界が喰い違うとき
秦越
(
しんえつ
)
の客ここに舟を同じゅうす。
甲野
(
こうの
)
さんと
宗近
(
むねちか
)
君は、
三春行楽
(
さんしゅんこうらく
)
の興尽きて東に帰る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗近(むねちか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“宗近(三条宗近)”の解説
三条 宗近(さんじょう むねちか)は、平安時代の刀工。山城国京の三条に住んでいたことから、「三条宗近」の呼称がある。
(出典:Wikipedia)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇
“宗近”のふりがなが多い著者
夏目漱石
夢野久作